Kanstulマウスピース断面比較
公開日:
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トランペット関連サイト
参照サイト:Kanstul Mouthpiece Comparator
Kanstalのマウスピースの断面を、各型番ごとに見ることができ、さらにそれを重ね合わせて比較できるコンテンツです。(ちなみに上のリンク先はInternetExplorer用なので、Netscapeなどの人はNetscape等用からどうぞ)。
使い方は、
1)左下のリストから一つ型番を選ぶ→赤い線で断面図が出る。
2)右下のリストから一つ比較したい型番を選ぶ→緑の線で断面図が出る。
3)後は断面図をドラッグして重ねたりして比較する
と簡単です。
あぁ、型番一つでこんな風に違うんだな…と思いつつKanstulのマウスピースのスペック表を探したのですが今一見つからず、何故か本家Kanstul Table of Contents Pageにも型番表みたいなものはなかったので、とりあえずKanstul Modular Mouthpiecesのページを軽く訳してみます。
———————-ここから意訳——————————–
■カップ
一般的に大きなカップはピッチが下がるし逆に小さいものはピッチが上がる。なので、カップ径は楽器のピッチの特性と合っていることが大事。また、アンブシュアや息の支えや肉体的特徴は、一人一人違うので、個々人でイントネーションの向上が出来るようなカップを選ぼう。
大きなカップは音量を増やすだろうし、その結果高い倍音が減り低めの倍音が増えるので、豊かで暗めの音色になるだろう。自分の技術力の無さをカバーするために浅いマウスピースを使うのは我慢しましょう。
適切なカップの深さは楽器のピッチとボア次第である。例えば、B♭管のピッコロは浅いマウスピースを必要とするが、一方フリューゲルは深いものを要求する。マウスピースで初めに使うのに良いものは、BかCのカップのものだと思う。後は経験次第で音楽ジャンルに合わせたものを選んでいくといい。例えばジャズの人達で常にハイノートを要求され、輝かしい音色を欲しているのなら、B3DとかB3E、B3Fのような76とか41のバックボア搭載モデルを使ってみてはどうか。または25バックボアの付いたB5SVなども。
シンフォニック系のプレイヤーにはB1 1/4CとかB1X、2Cのような24バックボアがいいと思う。色々試してみてね。
■バックボア
バックボアはリムとカップの形状とスロートに関係している。バックボアが狭すぎだったらハイノートは詰まった音になるしピッチも下がってしまう。もしバックボアが大きすぎなら、マウスピースで適切な抵抗を得られないためプレイヤーはアンブシュアを維持するためにより疲れることになる。バックボアは奏者の性質によって描かれるべきで、一言でまとめることはできない。大きさじゃなくて形とかも大事です。
————————-ここまで意訳———————————-
訳した割にあんまり情報ないですね…。
ちなみにバックボアの比較もできます(→Kanstul Backbore Comparator)
けれど、バックボアはカップ形状に比べて変化が肉眼では微妙なので、良く分からないです。
そんな感じです。
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