映画館で見るオーケストラ「シネ響」は19日まで!(もしかしたら20日まで)
今月半ばまで
新宿のバルト9という、伊勢丹の向こうの新宿三丁目の方にある、新しい映画館でやっていました。
→ cine響kyoオフィシャルサイト(音が鳴ります!注意。)
これが好評につき明日の19日、もしかしたら20日まで延長されるかもしれないそうです(情報遅くてすみません!)
やっているのは
シネ響「マエストロ6」第1弾上映作品
サイモン・ラトル/ベルリン・フィル
普通にベルリンフィルを聴こうと思ったら3万そしてその倍程度はかかるものですが、こちらは3,000円です。
個人的にこの「シネ響」はぜひ広がっていって欲しいと、興行的に成り立っていって欲しいと願っています。
クラシックのコンサートは、敷居が高いです。
ただ、それはそれでいいと私自身は思っています。厳粛に聴く音楽もありだと思いますし、集中して聞ける場があるのは歴史的な流れを考えても重要です。
ただ、それとは別に、もっとカジュアルに、音質や臨場感は多少落ちるかもしれないけれど
- 安くて気軽に入れる
- 多少ものを食べたりペーパーノイズを出してもいい
- 映像の編集の仕方によって、そこまでまだ音楽ファンでなくとも楽しめる(ずっと遠くから見ているより、いろいろな楽器にフォーカスしてズームしていった方が、楽しいのでは)
といった利点があるわけです。
オーケストラという市場の裾野を広げるという意味で、とても良いんじゃないでしょうか。
また、企画しだいではそれほど有名なオーケストラでなくても、「●●●特集」のような形で数本つないでいくというのも、ありだと思います。
見るほうも新鮮ですし、オーケストラ側も興行収入になってWIN-WINではないかなと。
…
音質にしても、このバルト9は「圧縮を一切用いない、製作スタジオそのままのサウンド再生」をウリにしていますし、大スクリーンでDolbyで聞くだけで、普段CDなどで聞いているのとは段違いの印象があると思います。
Asahiコムでも記事が上がっています。
歌舞伎や演劇、オペラをそのまま「映画化」する試みは既に行われている。それらと比べ、人物の動きや表情、舞台の彩りに欠ける。その分、10カ所のカメラから指揮者の動きや表情、演奏者の額ににじむ汗、真剣なまなざし、運指まで大映しになる。
音楽評論家の東条碩夫さんは「演奏者一人一人の様子が間近で見られるという視覚効果もあり、『くるみ割り人形』が、よりスリリングに味わえた。コンサートと違い、ドリンク片手に気軽に見られる良さもある」と語る。
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201008110207.html
そうでうすねこういった部分をうまくアピールしていけたら良いですね(^-^
個人的にとても楽しみです。
トランペットブログ内の関連記事
関連記事
-
女性のみのユニット「東京ブラススタイル」が新メンバー募集
女性だけのユニット、そしてアニメソング(アニソン)をジャズアレンジした曲で有名な「東京ブラススタイル
-
日豪ビッグバンド・バトル
2000年の年末に、Wallace RoneyやNicholas Payton、john Faddi
-
「御殿場吹奏楽団ウィンターコンサート『MUSIC BOX 2006』fet.エリックミヤシロ」
平成18年12月17日(日) に、御殿場市民会館でエリック宮城氏を迎えて、御殿場吹奏楽団がコンサート
-
最大99%オフ!、卸値&直前予約の「トクー!」がTBSで放送される
「【最大99%オフ!】卸値&直前予約のトクー!」という名前で有名な、会員制にすることで手数料をなしに
-
PE’Zが”用心棒”や”小春おばさん”など 「日本の名曲」カバー
asahi.comの記事「ジャズの「PE'Z」 「日本の名曲」カバー集 - 音楽
-
秋吉敏子Jazz Orchestra解散へ
元記事:Beats21 - 30年の歴史に幕、秋吉敏子Jazz Orq.のラスト・ライブ またJaz
-
ジャズ界偉人たちの品が手に入るかも
参照先:asahi.com : 文化芸能 : ロイター芸能ニュース 「エラ・フィッツジェラルドのイブ
-
お風呂で音楽に気をつけろ
元記事:ITmedia ライフスタイル:3000円で“ご機嫌バスタイム”、ビクターの「SP-AW30
-
そのうちハンバーガーと一緒にエアロスミスはいかがですか、とかなるのだろうか
元記事;ITmediaニュース:スタバがTablet PC使い、音楽販売ビジネスに参入 これだけ色々
-
気仙沼の「カンノ楽器」さん、津波をかぶった楽器を分解修理…
福島県が母方の実家である自分にとって、本当にありがたいと同時に勇気づけられるお話でした。 被災にめ